ひとりだということ。

7月1日(火)

今日は変な日だった。
昨夜ソファで眠ってしまい朝起きられなかった。

集団的自衛権容認の閣議決定があった。
そんなことより仕事だといつものように仕事をしていたけれど
頭の片隅でずっと「そのこと」も考えていた。
ツイッターで僕がフォローしている人は今日は大人しかった。

夜11時、晩飯を食べながらやっとTVでニュースを見た。
街頭インタビューでは賛成だという人もいて驚いたが、そうか
そういう人もいるんだと妙な納得もした。
TV、ネットで見る限り「これ」を喜んでいる人は僕が見た範囲ではいなかった。
誰が喜んでいるのだろう?自民党の人達?アメリカ?多くの人が嫌がることを
何故国がする?
総理は「これ」で抑止力が強まったと話していたが、これでより平和になったと
感じる人がいるだろうか。

他の野党の政治家も有名人もなにも言わない。
影響力の強い人は自由に発言できなくなっているのだろうか?

普段生活していて政治の話はあまりしない。友だちの数人、そういうことに関心がある
友だちとたまに話をするだけだ。
そういう話はみんな大抵ひく。
だから話さない。
みんな自分は勉強不足でこんなこと言ったらおかしいかなと
感じている方も多いと思う。

果たして自分にできることはなにかあるのだろうかと考えた。
申し訳ないがデモは(参加したことはないが)あまり好きではない。
ツイッターで発言する気にもなれない。
そう、なにもすることはなかった。

今日一日色々考えて出た結論が「なにもすることはなかった。」だ。
情けないが本当だ。

でも今日はなにもできなかったけれど今度はなにかできるかもしれない。
例えば選挙とか。
そのときのために勉強しておくことは悪いことじゃない。

イライラしないようにしよう。
できることならニコニコして。
少しでも気持ちが安らぐようにしよう。
人を殺したいなどと思う人が少しでもいなくなるように願おう。

戦争は身近に起きている。
いじめだって同じじゃないか。
そんな風に考えよう。
そんな風に考えれば自分にもやれることがあるかもしれない。
あって欲しい。

今日は珍しくキョーコさんも一緒にニュースを見ていた。
いつになく真剣な顔つきで。なにを考えただろうか。
彼女はその後いつものように風呂に入り眠った。
明日も早いのだ。弁当を作らなきゃならないし、仕事もいっぱいある。
「そんなこと」考えている暇はないのだ。
キョーコさんはそんなこと考えなくていいよ。
彼女は確実に世界平和に貢献している。充分に。
そんな「ややこしいこと」は僕が考える。

なにもすることはできなかった一日だけど、こんな結論にたどり着いて
よかったかな、と気休めを言って終わりにする。





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この記事へのコメント
ご無沙汰です。
集団的自衛権・・・
ものすごく違和感がある。胸がざわざわする。
女の人はそういう違和感には敏感だと思う。
大きな声はあげないけど、心のどっかに染み付く。
染みがゆっくり広がって不安になって
何かがおかしいと感じて小さな小さな声をあげる。
見張ってるからね、ずっと。
Posted by yo-ton at 2014年07月18日 08:46
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